「興味を持つ」ということはとても大切ですが、社会人としてそれ以上に大切なのが、相手の興味を創り出すことです。うまく相手の興味を創ることができれば、心を開いてもらえ、コミュニケーションがとりやすくなります。
では、一体「興味」はどこから生まれるのでしょうか。まず、自分にとって好きなジャンルや、自分に関わるものの方が興味を創りやすいです。まったく知らないものには警戒心や苦手意識があり、なかなか興味を持つことができません。
かといって自分が知っているものに興味を示すかというとそんなこともありません。重要なのは、既知の未知です。つまり、自分が知っている分野や関連している分野において、未知のことがあると、人はそこに興味を示します。
もう少しかみ砕いていうと「驚き」や「謎」です。この驚きや謎は、人の感情を大きく動かすための源泉となるので、驚きを与える技術や、謎を与えてじっくりと考えさせる技術が大切になります。