人は、年と取ると物忘れをするようになります。それがひどくなると認知症になっていき、長年連れ添ったパートナーのことや、孫や子どものことも忘れていってしまいます。
人は認知症になると大切でないものから忘れていく…というのをご存知でしょうか?だからといって、家族のことが大切でない…と言っているわけではありません。
人にとって大切なのは、生きること・死なないことです。たとえば、ご飯を食べたにも関わらず、食べたことを忘れて「ご飯はまだか」ということがあります。「ご飯を食べた」という過去の出来事は、そこまで大切ではありません。でも、「食べる」という生きることに必要なこと自体は忘れないですよね。
人の記憶や脳には、まだまだ興味深いことがたくさんあります。記憶や脳、また心理などについて学習することは、人を知り、コミュニケーションを知り、これからの自分の生き方を知ることになるので、ぜひ学んでみることをおすすめします。