私の友人に、少し時間にルーズが人がいます。
待ち合わせ時間を設定しても、
必ず10分近く、もしくはそれ以上遅れてきます。
こうして遅刻をする人は、時間の計算がヘタだったり、
時計を5分早めても、
「この時計は5分早いからまだ大丈夫」と
時間に対する意識が非常に薄いのが特徴です。
ただ、そんな友人をちょっとしか簡単な工夫で
遅刻させずに済む方法がありました。
聞いてみると、「え?そんな方法?」と
言われるくらい、ものすごく簡単な方法です。
それは、集合時間を15時や15時半など
キリの良い時間ではなく、14時28分のように
中途半端な時間を設定することです。
こうして中途半端な時間を設定すると、
時間への意識が高まり、遅刻をしにくくなります。
こうした考え方を「タイム・サブミッシブ」と言います。
実は最近、この考え方が企業でも活用されるようになってきました。
たとえば、ミーティングの時間設定が挙げられます。
ミーティングの冒頭で、
「今回のミーティングは17分で終わらせます」など
中途半端な時間を宣言してみましょう。
すると、参加者全員に意識を引き上げることができ、
無駄な時間を消費せずに済むようになるのです。
私たちの勤務時間に限りがある以上、時間は大切な資源です。
お金にしろ、人にしろ、情報にしろ、そして時間にしろ
資源をうまく活用できる人が、
高品質が仕事を展開できるので素。
時間管理に課題を抱えている方は、
ぜひタイム・サブミッシブの考えを参考にして、
時間資源を有効に活用していきましょう。