私には、2人の子どもがいます。
普段は、子どもを呼ぶだけでも一苦労です。
たとえば、子どもが楽しく遊んでいる中で夕飯の時間になります。
こんなとき、普通に呼んでも、なかなか遊びを中断しようとしません。
そこで私たちは、とある工夫をするようになりました。
その方法とは、夕飯の10分前から15分前ほどになったら、
「時計の長い針が12になったらご飯だよ」という形で
あらかじめ伝えておくことです。
いきなり止めるのとは違って、
子どもたちの意識が、遊びにキリを付ける方向に動くので
すんなりと受け入れられるようになりました。
この「終わりを意識させる」という手法は、大人にも有効です。
仕事のまとめに移行させることもできますし、
仮にまとまらなくても進捗の報告を促すことに繋がります。
人に指示やお願いをするときには、無理に動かす方法もありますが、
できるだけ、自然とその動きをするように導くと
お互いが良い気持ちで作業できると思います。
ぜひ、普段からの気づきや気配りを大切にしていきましょう。