日本には、色々な縁起物やゲン担ぎの方法がありますね。
そのうちの1つに、縁起の悪い言葉を
縁起の良い言葉におきかえるパターンがあります。
たとえばスルメ。
これは、縁起の良い言葉でしょうか。
それとも悪いとされる言葉でしょうか。
正解は、縁起の悪い言葉です。
なぜなら「博打でお金をする」とか
「人のものを掏る(盗む)」というように、
悪り行為を連想させるからです。
ですので、スルメを「あたりめ」と
置き換えることがあります。
他にも、「去っていく」を連想させる動物の「猿」を
「得る」を連想させる「エテ公」と呼ぶ例もあります。
このように、世の中には言葉の端々を
気にされる方がいらっしゃいます。
縁起の良い・悪いは別として、
誤った言葉や言葉遣いを気にされる方は、なお多いと思います。
私たちは日々、お客様や世の中に対して
サービスをとおして情報発信する立場にあります。
その際の言葉の使い方に
気を付けておくのは言うまでもないでしょう。
逆に、素敵な表現を心掛けることで、
相手からプラスの印象を獲得することもできます。
誰もが使っている日本語というスキルではありますが、
しっかりと磨くことで自分のためになるのは間違いないと思います。
日本語はビジネスでもプライベートでも
毎日のように使用するものなので、
ぜひ、大切にしていきましょう。