朝礼ネタ 「思考の誘導」に関する一分間スピーチ その3(松竹梅)

いきなりですが、簡単な計算に挑戦してみましょう。
声に出さず、頭の中で計算していただければ構いません。

2+2=     4+4=
8+8=     12+12=
16+16=

では、ここで質問です。
5から12の間にある数字を
ひとつ思い浮かべてください。

瞬間的に思い浮かんだのは…
7ではないでしょうか?

中には7意外を思い浮かべた方も
いらっしゃるかもしれません。
でも、おそらく多くの方が7と浮かんだと思います。

実はこれ、とあるテレビ番組で紹介されていた
マインドコントロールテストです。

人間は、すべてのことを自分の脳だけで判断し、
行動をしているのでしょうか。
おそらく、周りからの情報や環境などの
外的要因に引っ張られることがあると思います。

たとえば、有名なところでは、「松竹梅」の話があります。
商品を「松・竹・梅」の3つのレベルに分けると、
「竹」を選ぶ人が多くなる・・・というものです。

梅だと安っぽいし、松だとちょっとお高い。
だから竹にしよう・・・という判断をするのです。

ですから、「これを売り出したい」というランクの商品を
「竹」に設定するのが良いとされています。
これも一種のマインドコントロールだと思います。

経営や商売は、人が人に対して行うものです。
ですから、人間の心理や脳科学を勉強すると、
経営や営業、店舗開発、企画など
さまざまなことに応用することができます。

自分の心理や行動を理解するのにも役立ちますので、
ご興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

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朝礼ネタ:思考の誘導1(選択肢)
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