今回の朝礼ネタは「エンゲル係数」についてです。3月26日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「数字」です。
ここから朝礼のネタです
本日、3月26日はエルンスト・エンゲルの誕生日です。
「エンゲル」という名前でピンと来た方もいらっしゃると思いますが、
学校で習ったエンゲル係数の生みの親になります。
ところで、みなさんはエンゲル係数がどんな値で、
どのように求めるのかをご存知ですか?
まず、エンゲル係数は生活水準を図るための1つの指針です。
家計の全体の支出に占める食費の割合を求めることで
エンゲル係数を算出することができます。
この割合という考え方は、
ビジネスでも重要な意味を持つ場面が多々あります。
たとえば、3億円のコストがかかる案件があったとしましょう。
これを安いという会社もあれば、高いという会社もあります。
その理由は、売上見込の何%か、全体の資産の何%か、
当社の支出のうちの何%か…といった考え方によるためです。
割合というのはお金や数字を見るにあたっての初歩中の初歩ですが、
適切な戦略や戦術を練ったり、企画を立案したりするのに
欠かせない重要な要素です。
また、金銭感覚を身に付けるための考え方にもなるので、
割り算を使った割合の算出は、クセにしておくことをお勧めします。
これはビジネスマンの常識であると認識しておきましょう。