3月25日の朝礼ネタ ドラマチックデー

今回の朝礼ネタは「ドラマチックデー」についてです。3月25日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「共感されるプレゼンの構成」です。

ここから朝礼のネタです

本日、3月25日はドラマチックデーです。
これは、1956年、プロ野球において
史上初の代打満塁逆転サヨナラホームランを打ったことにより
制定された記念日となっています。

最後に訪れるどんでん返しが、
見るものを興奮させ、感動させるパワーがありますよね。

実はこれ、プレゼンや研修にも同じことが言えます。
プレゼンや研修にドラマのようなストーリー性を持たせることで、
理解されやすく、共感されやすく、
そして印象強いお話をすることができます。

プレゼンや研修の場合はドラマよりも
プロジェクトXやカンブリア宮殿などの
ドキュメンタリーの作りの方が参考になると思います。

まず、最初に輝かしい成果や経歴を伝えることで
「この人はこんなにスゴイ!」という
権威性や威厳をアピールします。

でも、スゴイだけでは人はついてきません。
「どうせ、この人が特別なんでしょ」という
印象を与えたらかえってマイナスになってしまいます。

そこで、「でも、実はこんな苦労がありました」と
苦労話に入り、一番ひどかった状態を見せる鉄板の流れです。
すると、「こんなすごい人でも私たちと同じだったんだ」と、
親近感を与えることができます。

ここまで来ると聞き手は感情移入をしてくれますので、
問題解決の糸口の発見や、解決までの流れを見せると
ともに喜ぶようになります。
そして最後に、今後の展望を見せて、
応援者やファンを獲得するというのが
ドキュメンタリーの王道パターンではないでしょうか。

この流れはプレゼンや研修にも有効で、
自分を上げて、落として、また上げて…
というストーリーを構築していくことは、
聞き手を惹きつけるための1つの手法になります。

このように、ドラマやドキュメンタリーなど
人を惹きつける力のあるものを分析してみると、
自分自身にも有効的に活用できる要素が見つかってきます。

お手軽なところでは、テレビCMなどでも分析対象になります。
テレビCMもさまざまな検討に検討を重ねて制作されたものですので、
その価値は十分にあると思います。
ぜひ、自分の身の回りにある面白いものを分析し、
それを自分の力へと取り込んでいきましょう。

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