私たちの誰もが持っている武器……それは声です。誰かとコミュニケーションをとる際に、声の出し方の使い分けることで、情報や感情が伝わりやすくなります。
基本的に使い分けたいのが「感情的な声」と「論理的な声」です。抑揚が大きかったり、比較的高音を出すことが多いのが感情的。抑揚があまりなく、淡々と話したり、穏やかに話すのが論理的です。それから、しゃべる速さもコントロールできると良いでしょう。
(以下、実演しながらしゃべるとGood)
たとえば、リーダーのように人を引っ張る場合は、感情的かつ早くしゃべると有効です。一方、教育や指導のような場合は、論理的かつ穏やかで、ゆっくり目の声が有効です。また、みんなの感情をあおり、チームを一丸とする場合は感情的で、ゆっくりとしたスピードが向いています。
口からは発せられるのは同じ情報だとしても、その際の声の出し方や感情表現によって、どれだけ相手に伝わるか、そしてどのように相手に伝わるかが大きく異なってきます。せっかく使える武器ですから、使わないのは勿体ないと思いますので、しっかりと使い分けができるように磨いていきましょう。