誰かに読ませる文書を作成したり、誰かに聞かせるプレゼンを行ったりする場合は、まず構成や骨組みが重要になってきます。
なぜなら、構成に一本の筋が通っていると、それだけで相手に分かりやすく、効果的なメッセージを送ることができるからです。つまり、構成が良いと、必然的に中身を良くなっていくのです。
たとえば、構成の考え方のひとつにPREP法があります。これは、Point、Reason、Example、Pointの頭文字をとったものです。まずは、ポイントとなる結論から伝え、次に理由を述べます。さらに根拠となる具体例や事例を述べた後に、まとめとして結論の再確認をするのです。
こうすることで、一本の筋が通った話をすることができ、メッセージをわかりやすく、効果的に伝えられるようになります。ですので、ぜひ、みなさんには文書やプレゼンの構成について意識をしていただきいと思います。
ちなみに、今日のスピーチもPREP法に則ってお話させていただきました。最初のPointは「構成が大事」というもので、その理由として「筋がとおると内容の質も上がる」と言いました。その具体例としてPREPを紹介し、そして最後に構成の大切さを再確認しました。
PREP法は構成の基本ともいえるので、ぜひみなさんも意識をしてみてください。