朝礼ネタ 交渉術「ですが、あなたの自由です(BYAF)」

コミュニケーションの目的の1つに「相手に要求を伝える」というものがあります。当然、ときには交渉をして、こちらの思惑通りに動いてもらうことも必要です。そんな交渉術の1つにBYAFというものがあります。実はこれ、交渉の最後にたった一言を加えるだけで交渉の成功率が倍になる魔法の言葉なんです。

BYAFは「But You Are Free」の略で、「ですが、あなたの自由です」という意味になります。交渉の最後に「最終的には自由に決めていいですよ」と付けてあげるのは非常に有効であると言われています。なぜなら、人は誰しも自分の意思で物事を決めたいし、自分の人生を自分で決めたいと思っているからです。そのため、自分の人生を自分で選択・コントロールできていると思っている人のほうが人生への満足度が高く、幸せと感じる傾向にあるそうです。この調査は2万人に対して行ったものであり、かなり信憑性が高いと言われています。

人間はみんな自由でありたいと思っています。だから最後に自由を保証してもらうことで、人は素直になれるのです。これにより、交渉や説得に応じてもらいやすい心理状態を作ることができるというわけです。このように、人の心はたった一言で変わってしまうほどいい加減なものだったりします。こうした心理の特性を把握しておけば、必ず交渉や要求、コミュニケーションのプラスになってきます。