イギリスにてタバコのポイ捨てを46%も削減させた方法が話題となりました。さて、それではみなさんに質問です。一体、どんな方法でポイ捨てを削減したと思いますか?少し、隣の人と話し合ってみてください。
はい、ありがとうございます。では、正解の発表です。正解は、ゴミ箱を投票箱にした…という方法になります。たとえば、「あなたはスターウォーズが好きですか?、それともスタートレックですか?」「ロナウドが好きですか?滅私が好きですか?」などといった看板を配置し、それぞれ左右に分けて投票できるようにしておきます。そして、たばこの吸い殻を好きな方に入れることで投票をさせるのです。
このように「ゴミはゴミ箱へ入れなければならない」というルールではなく、「入れたい」「投票したい」という自発的な行動を促すことでポイ捨ての削減に成功したそうです。こうした成功例を見ると、つくづく「ルールを破る人がいるのではない。ルールを守らせる仕組みを作っていないだけである」とか「やる気のない人がいるのではない。やる気にさせられない人がいるだけである」なんていう風に物事を考えるべきであると感じます。
目の前の結果を他人のせいにするのではなく、まずは自分で改善することを模索するような思考を持っていきましょう。