朝礼ネタ 使い方と使い道に関する三分間スピーチ

求人で見かけるお馴染みの文言に
「WordやExcelができる人」というものがあります。

つい最近、妹がパートを始めようと
求人チラシを見ていたのですが、
ふと、この言葉が目にとまり、私に尋ねてきました。

『どんな機能が使えれば「できる」って言えるの?』

その答えは…

料理に例えると分かりやすいです。
たとえば、いかなる調理器具でも
プロのように使いこなす奥様がいたとします。
包丁を使えばマグロの解体から細工まで
どんなことでもできますし、
鍋やフライパンを使えば、火の加減は完璧!

さて、この人は料理ができると言えますか?

そうそう、ひとつ言い忘れていました。
実はこの奥様。トンデモナイ味覚音痴なんです。
だから、普通に人にとっては味付けが散々。
とても食べられたものではありません。

さて、この人は料理ができると言えますか?

言えないですよね。
そうです、いくら調理器具を上手に使えたとしても、
最終的に出てきた料理がおいしくなければ
「料理ができる」とは言えないのです。

これは、WordやExcelも同じです。
WordやExcelの機能だけが使えても、
企業が求める文書や資料が作れなければ
「できる」とは言えないのです。

料理には「レシピ」がありますよね。
「調理器具」を上手に使い、
「レシピ」のとおりに調理をできる人こそ
料理ができる人なのです。

同じように、文書や資料にも「型」があります。
WordやExcelの機能を使って、
型どおりの文書を作成できる人こそ
「WordやExcelができる人」なのです。

一言でまとめると「WordやExcelができる人」は、
「自分の力で文書や資料を作成できる人」ということです。

以上のように、何事も「機能」と合わせて
「活用方法」を知ることが大切です。
「使い方」と合わせて「使い道」を知ることが大切なのです。

「使い道」を知っていれば、「使い方」を身につけたときに、
すぐに実践できるようになります。
「使い道」を知らなければ、「使い方」を身につけたとしても
何をやっていいのか分からないまま…。

自分が何かを学ぶとき…。
もしくは、何かを教えるとき…。
そんなときは、ぜひ「使い方」だけでなく、
「使い道」も意識するようにしてみてくださいね。

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