「好きの反対は無関心」という言葉を聞いたことはありますか。
私も何度か耳にしている言葉なのですが、
先日、この言葉を聞いて、ふと思うことがありました。
それは、「好きが無関心の反対なら、
好きというのは強い関心があることだ!」
…ということです。
人間は誰しも自分自身に対して強い関心を抱いているものです。
基本的には自分のことを大切にしている人がほとんどですし、
「自分のことが嫌い」と感じている人であっても、
それは強い関心を向いていることの裏返しです。
そんな自分に対して、強い関心や興味を持って
接してくれる人がいたら、みなさんはどう思いますか?
おそらく、みなさんもその方に興味や好意を抱くことでしょう。
たとえば恋愛でも、
何も関わりがなかった人から「好きです」と告白されてから、
その人のことがどんどん気になっていった…なんていうエピソードがあります。
ここまでお話してきたこともあり、
私は、相手の人(お客様など)から、関心を持ってもらえる人になるには、
まず、こちらから相手の方に興味や関心を持つ必要があると思っています。
ただ、これだけではまだ不十分です。
みなさんの中には、お客様のプライベートの情報まで
しっかりと認識しているという、素晴らしい方がいらっしゃいます。
でも、それがきちんとお客様に伝わらなければ意味がないですよね。
そう、大切なのはお客様について覚えた情報を使い、
「私は、きちんとあなたのことを覚えています」
「私はあなたという人に、こんなに興味を持っているんですよ」と
アピールをすることなのです。
ここまで行える人が、ファンを獲得できる人だと思ってください。
以上のように、「好きの反対は無関心」という言葉をもとに考えると、
相手に好意を伝える方法。また相手から好意を得る方法のヒントが見えてくると思います。
これがすべてというわけではありませんが、
ぜひ、ひとつの参考にしていただければと思います。