先日、話し方・教え方を学ぶため「言語技術」を学んできました。セミナーの中で、とある国旗を口頭で説明するというワークがあったんですね。私は、最初に「3色の国旗で…」と言ったのですが、いきなりこの時点でSTOPがかかりました。
なぜかというと聞き手は「3色の国旗」と言われても、その言葉から正しい色や形をイメージすることができないからです。3色というと縦縞なのか、横縞なのかがあるかもしれませんし、アメリカ、イギリス、オーストラリア…これらの国旗も三色ですからね。
そのため、大切なのは、きちんと相手がイメージできるように「大きな情報から小さな情報へと説明する」という流れです。
そのため、国旗を説明するために、最初は「この国旗は横長の長方形です」から始まるわけですね。これを聞いた瞬間に「なるほど!」と思いました。国旗と言えば大抵が長方形ですが、そうでないものもあります。このことから「国旗と言えば長方形」という思い込みがあったのだと反省しました。
次に、「この国旗は大きく左側の領域・中央の領域・右側の領域に分かれています」とか、「だいたい1/3くらいずつ、左・中央・右に分かれています」といった具合に構成を説明します。
そして最後は色ですね。「左から順番に青・白・赤で塗られています」言えば、「フランスの国旗」を分かりやすく説明することができます。
今回は「大きな情報から小さな情報へ」「国旗は長方形だという自分の思い込み」「頭でイメージできるように伝えていく」など、様々な学びや気づきを得ることができました。ビジネスでは、チーム内のコミュニケーションでも、お客様とのお話でも分かりやすい話し方が求められるので、引き続き言語技術を磨いていきたいと思います。