朝礼ネタ 限定合理性~人は目の前の誘惑に弱い~
みなさんは「限定合理性」という言葉をご存知でしょうか。私たち人間は、合理的に考える力を持っています。ただし、それはあくまでも私たちが冷静である場合に限定されます。私たちは、目の前に魅力的な誘惑が現れると、脳が報酬を求めるモードに切り替わってしまい、合理的な判断ができなくなってしまう傾向にあります。これが限定合理性です。
みなさんは「限定合理性」という言葉をご存知でしょうか。私たち人間は、合理的に考える力を持っています。ただし、それはあくまでも私たちが冷静である場合に限定されます。私たちは、目の前に魅力的な誘惑が現れると、脳が報酬を求めるモードに切り替わってしまい、合理的な判断ができなくなってしまう傾向にあります。これが限定合理性です。
ビジネスにおいては、この「つながり」が非常に重要な意味を持っています。投資、取引、人脈、イノベーション(結合による革新)など、ビジネスはさまざまな「つながり」のもとに成り立っています。
人間とチンパンジーは、どちらか自制心のある動物でしょうか。実は、2007年に人間とチンパンジーを対象にした興味深い実験が行われました。それは、「今すぐおやつを2つもらうか、2分待って6個のおやつをもらうか」というものです。当然、もらえるもののことを考えると2分待って多くのおやつをもらった方がお得ですよね。さて、実験結果はどうなったのでしょうか。
なぜゲームは面白いのでしょうか。その秘密は、「キャラクターに自分を投影できる」「成長やクリアが容易」「次々と目標が見つかる」という点にあると思います。つまり、ゲームの魅力は「常に目標を持ち続けられる上に、成長や自己達成が簡単に実感できる」という点にあるわけです。
私たちは普段、顧客目線になって企画を出したり、営業したりしていますよね。それと同じで、良い求人広告を出すときは、応募者目線になることが大切です。では、人はどんな求人広告を見れば応募したくなるのでしょうか。
パソコンの先生曰く、パソコンは「繋げるもの」なんだそうです。メールやSNSなどで「人と人を繋げる」、ショッピングやオークションなどで「人と物を繋げる」、スマートフォンで家電を操作するなど「物と物を繋げる」ということができます。超納得★
自分にとっての「素敵なこと」は、見つけようとしなければ気が付かないものです。でも、素敵なものを探そうと意識をすれば、すぐ目の前にでも転がっているものです。たとえば、一緒に働く仲間の存在、一緒に生活する家族の存在、自分が身に置く建物、自分が持っている道具、自分が置かれている環境…。この中に、「素敵なもの」と呼べるものがどれだけあるでしょうか。
人は、物事を「良い」や「悪い」で判断し、「良いもの」を選択すると、気分が高揚して常識が錯覚を起こしてしまうことがあります。たとえば、人は良いことをすると、「このくらいなら大丈夫」という自分の正当化を始めることがあります。
世の中、重要なものこそ当たり前に手に取れるようになっています。重要でないものは、わざわざ当たり前にする必要がありません。でも、人は当たり前のものほど意識が向かず、感謝を示さなくなってしまうものです。
最近は心理学を中心に勉強していますが、知れば知るほど人間の心理が面白く思えてきます。さて、今日はこんな言葉をご紹介したいと思います。それは、「サラダを見るとジャンクフードを食べてしまう。」というものです。