昭和29年の今日、日本で人間ドックが始まったということで、本日、7月12日は人間ドッグの日に制定されています。
みなさんは普段、健康を意識されていますでしょうか。私は、あまり意識できている…とは言えません。ただ、そんな私でも健康について、しっかりと意識する場面があります。それは、自分が健康でない時です。つまり、ケガをしたり、風邪をひいたりすると、健康な状態が恋しくなるというわけです。
このように、人はあって当然のものに対しては、あまり意識を向けたり感謝を示したりしなくなるものです。しかも、それが無くなった途端に不満を漏らすというように結構調子の良いことをしています。
私たちの会社の中にも、こうして当たり前のことを仕事にしている方がいらっしゃいます。たとえば、はたらく人間からすれば、会社から給料をもらって働くのも当たり前のことですよね。でも、そんな当たり前の給料は人事の方が、給与規定、就業規則、税金、社会保険、私たちの役職、勤怠情報など、さまざまな情報から導き出しているからこそ支給されるものです。
私たちが働く裏側で、こうした仕事をしている方がいるからこそ、私たちが満足に働けます。まず、みなさんにしっかりと認識して頂きたいのは、世の中、重要なものこそ当たり前に手に取れるようになっています。重要でないものは、わざわざ当たり前にする必要がないですしね。本日からは、また改めて当たり前となっているものに感謝を示し、作業にあたっていくようにしましょう。