本日、7月11日は、7と11でセブインイレブンの日です。今日は、私が学生時代に読んだ『セブンイレブンの16歳からの経営学』という本についてお話ししたいと思います。
文庫版 単行本版
16歳からの経営学とあるとおり、社会人経験のない高校生でも理解ができるよう、非常にわかりやすい内容になっています。また、10代の学生が共感できるように、主な視点はアルバイトに設定されています。ただ、当然のことながら品出しやレジ打ちをする様子を本にしたのではなく、モチベーション管理やリーダーシップ、商品開発力、顧客心理など、多くのことについて触れられています。
本来、経営と言うと専門的な知識が必要になりますが、それを感じさせないほどシンプルで分かりやすい書籍となっています。本当に頭の良い人は、相手に理解できる言葉に置き換えて伝えてくれるものですが、まさにそのとおりです。それと同時に、顧客の立場を理解しようとするセブンイレブンの体質をも表していると思います。
顧客の立場になるのは、基本にして王道ですが、当たり前のことほど実行が難しいものです。今日は、改めて原点に返り当たり前のことをしっかりと実行できるよう意識して作業に当たりたいと思います。