本日は、フランスの画家である
マウリッツ・エッシャー生誕の日です。
みなさんはエッシャーと聞いて、
どのような作品を描いた人か
思い出すことができますか?
有名なのはエッシャーのだまし絵です。
その中でも、特に「上昇と下降」という階段の絵は、
一度は目にしたことがあると思います。
これは、階段が四角形に描かれているのですが、
延々と上ったり下ったりできるような見た目になっているものです。
(口頭で説明するより印刷するなどして見せた方が良いです)
人は、このように不可解なものを見ると、
頭の中に「?(ハテナ)」を作り、
その答えを得ようと一生懸命、思考を開始します。
私は、この「?」こそ人を動かすために
非常に大切な要素だと考えています。
「え?これはどうなっているの?」「なんで?」と考えることは、
すでに、その対象に心が惹かれていることを表しますよね。
ですので、相手に対し
「答えが気になる質問」を投げかけることができれば、
自分の話に対して興味・関心を寄せてもらうことができるようになります。
そこで、さらに相手が納得・共感できるような
答えを返すことができれば、
もう、相手は自分の話に夢中になります。
相手の頭に「?」をつくるコツは、
エッシャーのだまし絵を始め、
さまざまなものを見ることで少しずつ養っていくことができます。
日頃から、自分の頭に思い浮かんだ「?」を記録し、
多くの引き出しを持つように心がけていきましょう。