1955年の今日は、広辞苑の初版が発売された日ということで、
5月25日は広辞苑記念日に制定されています。
私は、主に小中高の授業で辞書を使用していましたが、
最近は調べものと言えば、パソコンやスマホでの
検索が主流になってきましたね。
インターネットや検索エンジンの登場によって、
世の消費活動には、大きな変化が起きました。
それはSearch(サーチ)とShare(シェア)。
つまり消費者が「検索による情報収集」と
「情報共有」をするようになったのです。
これにより、消費者による商品やサービスの選りすぐりが、
より一層顕著になりました。
なお、これは消費活動だけに言える話ではありません。
たとえば、最近、自動車整備工の人材が
足りていない…というのをご存知でしょうか。
まず、現役の整備工の方がTwitterなどで
「仕事が大変」「給料が低い」とあちこちでシェアをします。
それを求職者がサーチすることにより、
整備工を敬遠するという現象が起きているのです。
こういうことを知ると、「なんだか窮屈だな」と
思うかもしれませんが、適正な環境を整えたり、
高品質な商品やサービスを提供したりと
当たり前のことをしっかりとこなせば問題は起きません。
むしろ、正しく評価されたプラスの効果をもたらすことになります。
当たり前のことを当たり前にこなすというのは、意外と大変ですが、
それが会社のためになり、ひいては自分のためになるのです。
社会の期待に応えるためにも
誠実かつ真摯な活動を心掛けていきましょう。