本日、5月12日はナイチンゲールデー、
および看護の日に制定されています。
そこで、今回は医療・看護に関するお話をしたいと思います。
早速ですが、みなさんはケアとキュアの違いをご存知でしょうか?
まず、ケアは世話、看護など、
医療的・心理的援助を含むサービスです。
一方おキュアは治療、治癒、
さらには対策や解決という意味があります。
では、医療として理想的なのはどちらでしょうか。
これは言うまでもなくキュアです。
私たちの改善や問題解決にも同じことが言えますが、
病気やケガを根本的に解決することが理想になります。
でも、生活習慣病などの慢性的な病気や、
性格からくる心の病気などが増えてきている昨今では、
根本的な解決が困難なケースも多いです。
そのような場合は、ケガや病気と
上手に付き合うことも大切になってきます。
病気と付き合っていくわけですから、
その管理対象は病院だけでなく私生活にも広がっていきます。
そのため、医療や看護の世界では、
患者の健康状態だけでなく、家族の健康や家庭環境など、
あらゆることを理解することで、より適切な治療を行う
「家庭医」の存在が注目されています。
こうして、個人を理解することで
目的を果たしていく考え方は、
ビジネスも医療も同じなんですね。
もし、私たちがお客様個人を理解できるようになれば、
よりその方に適した提案ができるようになります。
それにより、お客様が抱えている問題を解決することができれば、
満足度を高め、リピーターやファンの獲得に繋がっていきます。
ぜひ、私たちもかかりつけの医者や看護師のように、
より身近な立場でお客様の問題を解決したり、
何でも相談してもらえるように信頼を得たりと
良い関係を構築できるようにしていきましょう。