今回の朝礼ネタは「〒マークの日」についてです。2月8日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「区別」「見やすさ」です。
ここから朝礼ネタです
まずは、頭の中で郵便マークを思い浮かべてください。
アルファベットのTの上に、もう1本横線を追加すれば
郵便マークになりますね。
ところで、郵便マークができた当初は、
今と違うマークだった…というのをご存知でしょうか。
実は、本日2月8日は、現在の1つ前のマークが誕生した
郵便マークの日なんです。
そのマークとは、丁寧の「丁」の字です。
当時、郵便を管轄していたのが「逓信省」だったため、
「丁」の字が使われていた…というわけです。
では、この丁のマーク。
一体、どのくらいの期間、使用されていたと思いますか?
実は、たったの6日なんです。
6日後の14日には、現在のマークへと変更することになりました。
その理由は、郵便料金不足の記号である
アルファベットの「T」と紛らわしいということでした。
仕事をする上で、何かを区別する
記号や目印というのは非常に大切ですよね。
物品の混在を防いだり、仕分けに利用したりと、
色々な場面で活用できます。
ただ、そんな記号も、
他のものと見分けがつかなければ意味がありません。
確実な業務を行ったり、従業員の安全を確保したりするためには、
パッと見て、すぐに理解できるものであることが重要です。
これは改善活動の基本ではありますが、
工夫をしようとすれば工夫しようとするほど
基本を見落としがちになるので注意をしていきましょう。