今回の朝礼ネタは「アドラー心理学」についてです。2月7日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「勇気づけ」「叱る」「褒める」です。
ここから朝礼ネタです
本日、2月7日はアドラー心理学で有名な
アルフレッド・アドラーが生誕した日になります。
アドラー心理学は、「勇気づけの心理学」とも言われます。
アドラーは、「すべての悩みは人間関係の悩み」とし、
その人間関係の改善から勇気づけができるとしています。
組織において好ましい人間関係というのは、
自分を承認できて、他人を信頼できて、
自分がそのチームの中で貢献できている状態と言います。
これを共同体感覚というのですが、
アドラーは、この共同体感覚を強めることが
勇気づけに繋がると述べています。
たとえば、人の心を動かす要素の1つに、
「叱る」や「褒める」があります。
最近は叱るよりも褒める方が、好ましいと言いますが、
大切なのは手段ではなく、
「勇気づけができるかどうか」という目的です。
あからさまに部下や後輩を動かすことを目的に褒めてみたり、
褒めることに依存させるような部下を育ててしまったりしたら、
褒めることがマイナスになってしまいます。
その一方で、叱ることで勇気づけされる人がいるのも事実です。
月並みではありますが、やはり大切なのは
個人に合わせたコミュニケーションになります。
アドラー心理学は、そんな人間関係や
コミュニケーションの在り方を述べているものになります。
最近の私は、このアドラー心理学に、
「快適な職場づくり」と
「成果が上がる職場づくり」を両立させる
ヒントがあると考えています。
ただ、まだまだ勉強を始めたばかりなので、
今後もアドラー心理学について学習を進めていきたいと思っています。
ちなみに、私がおすすめする書籍は、
アドラー心理学を広めるきっかけとなった嫌われる勇気と
実際に「働きがいのある職場」を作り上げた方が書かれている
職場を幸せにするメガネという本です。
この2冊はぜひ、ご覧になってみてください。