いきなりですが、なぞなぞです。
伸二くんのお父さんには5人の子どもいます。
長男の名前は一郎くん
次男は二郎くん
三男は三郎くん
四男は四郎くんです。
では、ここで問題です。
実は5人目も男の子なのですが、五男の名前は何だと思いますか?
このなぞなぞを出すと、7~8割くらいの人が「五郎くん?」と自信なさげに答えてくれます。でも、答えは違います。正解は伸二くんです。
私は最初にお伝えしました。「伸二くんのお父さんには5人の子どもがいる」と。つまり、5人のうち1人は伸二くんになるわけです。4人目まで伸二くんが出てこなかったので、必然的に5人目は伸二君になりますね。
人は、話を聞いているようで、実はあまり聞けていません。実際に、さきほどのなぞなぞで伸二くんのことを覚えていた人は少ないでしょう。だからこそ、上司や他部署からの指示を正しく受け止めるには、メモをしたり、復唱で確認したり、中間報告をしたりなどの対策が必要になります。もちろんメールや文書など、記録に残る形で伝えるのも1つの手段です。
これは何かをお願いする側に回るときにも気を付けたほうが良いポイントになりますね。相手は1回の指示で100%を受け止められるわけではない…というくらいの意識でいるのが好ましいです。だからこそ指示をしたあとに理解度をチェックしたり、中間報告させたりなどの対策が求められます。
僕たちはチームとして仕事をスムーズに進めるためにも、蜜な情報伝達が大切です。ただ、1回の情報伝達で内容が100%正しく伝わる方が少ないです。なので、その情報伝達を確実にするための工夫をしていきましょう。
※この動画の3本目のスピーチです