さて、突然ですが部屋の中をグルッと見渡してみてください。
では、一度、目を閉じましょう。
今、見渡した中で青いものをできるだけたくさん
思い返してみてください。
はい、目を開けてください。
いかがでしたか?意外と出てきませんよね。
さて、今度は、最初から青いものを探すつもりで
部屋の中を見渡してみてください。
いかがでしょうか。
さきほどよりも多くのものに
気が付けたと思います。
このように、人は意識をしながら物事を見ることで
たくさんの情報や気づきを得られるようになっています。
これを心理学用語でカラーバス効果と言います。
実はこれ、アイデアの発想や、問題の発見、
さらには他者への気配りなどにも同じことが言えます。
普段からアイデアや問題を意識しながら仕事をすることで、
きちんと、それらに気づきやすくなる
態勢を整えることができます。
気づき力を養いたい方は、
通勤時や帰宅時に赤いものを意識したり、
数字を意識したりしながら歩く習慣付けを行ってみてください。
すると、「意識して見る」という行動を自然ととれるようになり、
気づき力のある社会人への成長することができますよ。