社会人の基本のひとつに、
「報連相(ホウレンソウ)」があります。
報告・連絡・相談。
どれもご存知の言葉だと思います。
では、ここで質問です。
みなさんは、「報告・連絡・相談」の違いを
説明することができますでしょうか。
私は、報告・連絡・相談の3つを
分かりやすく区別するために、
次のように考えています。
報告は、上司か指示をくれた人にするもの。
連絡は、関係者にするもの。
相談は、誰にでもできるもの。
しばらくの間、新入社員のみなさんは、
とにかく報告の連続になります。
上司や指示をくれた先輩への報告は
欠かさないように注意しましょう。
連絡については連絡網や連絡事項という言葉から
考えると分かりやすいです。
連絡は上司だけではなく、
会社全体や部署全体に対して伝達することを言います。
最後の相談はちょっと迷いましたが、
「上司にするもの」「関係者にするもの」と来たら
「誰にでもできるもの」が最適だと思いました。
相談は同期にもできますし、
会社の機密にさえ引っかからなければ
親や友人も相談相手になります。
ただ、仕事上の相談については、
上司や先輩を頼るようにしてください。
さて、報連相の中でも、
まず大切にしてほしいのが報告です。
経過報告も完了報告も必ず行うようにしてください。
きちんと報告ができれば、チームがしっかりと回ります。
きちんと報告ができれば、万が一のときに助けてもらうことができます。
きちんと報告ができれば、みんなからの信頼を得ることができます。
日々、さまざまな業務をこなしていくことになりますが、
そのすべてが「報告を以って完了する」と考えておきましょう。