今回の朝礼ネタは「リクエストの日」についてです。10月25日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「参加型」「期待」「満足」です。
ここから朝礼ネタです
本日、10月25日はリクエストの日です。1936年の今日、ドイツでリクエスト番組が開始されたことをきっかけに制定されました。もとは、ラジオの生演奏番組の放送中にリスナーから電話が入り、「この曲を演奏して欲しい」というリクエストを受けたことがきっかけになっています。その後、このリクエスト番組は大ヒットしたそうです。
これは、現代にも同じ傾向が見られますよね。最近は視聴者が直接出演するような番組は減少傾向にあるように見受けられますが、「リモコンを使ってクイズに回答する」とか「優勝者を予測する」など、ネットワークを通じて間接的に参加できるサービスは、どんどん増えています。
また、視聴者がTwitterやFacebookなどのSNSを経由して参加するタイプもあります。たとえば、生放送の番組でツイートが表示されるといったものが挙げられます。このようなサービスは、「ちょっとだけ番組に参加できている」という小さな満足感や一体感、「もしかすると自分のツイートが取り上げられるかも」といった期待感など、些細だけれども絶大な効果を生む心理効果が巧みに利用されています。
このように、人の心理に与える影響は些細なもので構いません。ほんの少しでも感情の変化を実感できるものは、共感を生み出したり、心を動かされたりと、人の行動を誘発しやすくなります。私は、そんな些細な感情変化を生み出す仕組みを考え、満足度の向上に努めていきたいと思っています。