今回の朝礼ネタは「松下幸之助」についてです。11月26日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「悩み」と「嘆き」です。
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今日は11月27日ですね。実は、1894年の今日は、松下電器の創業者であり、経営の神様とも呼ばれる松下幸之助が誕生した日となっています。今日は、そんな松下幸之助の名言を1つご紹介したいと思います。
悩んでも悩まない、そういうように感じることができれば、人生は決して心配することはない。
大抵の人は悩むことがあるでしょう。でも、悩むのは悪いことではありません。何か迷いがあったり、分からないことがあったりするから悩むのであり、そこから答えを得られれば人として成長することができます。真剣に考えるが故の悩みですから悪い事どころか、大切なことだと言えるでしょう。
私は、松下幸之助が言いたいのは、「悩むことに苦しまない」ということだと思います。もっと正確に言えば、「悩んでもいい。でも嘆くな!」ということです。「嘆く」というのは、不満を口にするだけで、何も解決させる気がない状態のことを言います。不満や悩みを「嘆き」に変えてしまうと、前に勧めないどころか、どんどんネガティブになっていきます。
こうして「悩み」と「嘆き」の違いをしっかりと理解しておけば、今、自分が悩んでいるのか、それとも嘆いているだけなのかを判断できるようになります。それだけでも、人生においてプラスに働いてくれますので、ぜひ頭の中に入れておいていただきたいと思います。