本日、8月24日は「お酒を愛する」と書いて、愛酒の日となっています。
私は不定期ですが週に2回程度、お酒を飲んでいます。基本的には妻と一緒にテレビを見たり、言葉を交わしたりしながらゆっくりと過ごす時間として楽しむことが多いです。仕事をしていると、時に緊張をしたり、時にストレスが溜まっていったりしますので、このようなストレスを緩和させる時間も大切です。
ストレスに対処するための行動を専門用語で「コーピング」と言います。コーピングには、ストレス発生要因そのものを解決させる問題焦点型コーピングと、ストレスに対する捉え方を変えたり、発生したストレスを緩和させる情動焦点型コーピングがあります。お酒の力を借りるのは、情動焦点型ですね。
このコーピングには良いコーピングと悪いコーピングがあります。たとえば、「仕事のミスによって発生したストレスを忘れようと、お酒をガバガバ飲む」のはもってのほかです。日に日にたまっていくストレスを発散させるための飲酒は良いかもしれませんが、ミスという明確な問題がある場合は、ストレス発生源となるミスの発生を抑えるべきと言えるでしょう。
自分が快適に仕事をするためには、自分自身の心理状態を把握することと、その心理状態に影響を与えるものを知ることが大切です。冷静に自分を見ることができるということは、それだけでストレスに対する柔軟性を持つことに繋がりますし、ストレスコントロールもしやすくなってきます。人生を快適に過ごすためにも、自分自身への理解はしっかりと深めておくようにしましょう。