7月25日は「かき氷の日」です。かき氷には、色々な味のシロップがありますよね。最近は、とても有名になっているのでご存知の方も多いと思いますが、イチゴにメロン、レモン、ブルーハワイ…
実はこれ、「すべて味は同じ」ということをご存知ですか?中には、「イヤ、絶対に違う味だ」という方もいらっしゃいますが、実際には香料によって香りが違うので、違う味に感じるだけなんです。
もちろん、宇治金時や、カルピス味などのようにちょっと特殊なものは味を変えていますが、メジャーなものは、すべて味が同じなんだそうです。
今、驚いた表情をされている方もいらっしゃいますが、こうして意外と知らない事実を知ると、びっくりしますよね。その驚きは、強烈な記憶になってみなさんの脳に焼き付くことになりますし、それ以降の話を聞こうとする姿勢をも作り出してくれます。
今回、私がみなさんにお伝えしたいのは、今、お話した「驚きによる情報伝達の効果」です。決して「かき氷のシロップ」のお話がしたかったわけではありません。でも、あえてかき氷の話をしたのは、驚きを提供して、みなさんの記憶や興味を惹きつけるためです。
これこそ、トークにおいて「つかみ」が重要たる所以です。自分のメッセージを的確に伝え、深く受け止めてもらうためにも「つかみ」の引き出しをたくさん持っておくようにしておきましょう。