今日は、メンタルローテーションという言葉をご紹介したいと思います。メンタルローテーションとは、頭の中で物体を回転させてイメージする能力のことです。具体的には、色々な視点から物事を見る力のことなので、横顔や後ろ姿からも人を判別できるようになるなどの能力が身につきます。
メンタルローテーションが得意な人は、想像力が豊かなため、物事をあらゆる視点から見るのが得意です。同様に、他人の視点にも立つことができ、気遣いや共感もできるようになります。さらに自分を客観視する視点も持ち合わせているため、メタ認知も得意です。
つまり、メンタルローテーションは人間として成長するためのアクセルのようなものです。想像力や連想力がどんどん高まっていくので、物事の背景を考えたり、本質を見抜いたりする能力が身についていきます。
メンタルローテーションを鍛えるには、積み木やレゴのようなパズル、あとは中学校の数学で学んだ空間図形などが好ましいです。特に積み木やレゴ、パズルは最初に目的や計画をもって構築していくことになるので、思考のトレーニングには最適と言えます。自己啓発はもちろんですが、お子さんの教育にも役立つ考え方なので、ぜひ覚えておいてください。