本日8月2日はカレーうどんの日なんだそうです。カレーうどんは1904年頃に発明されたらしく、すでに100年以上の歴史があります。最初にカレーとうどんを組み合わせよう…と思い付いた方は、素晴らしい発想とされたと思います。これも1つのイノベーションではないでしょうか。
似たようなケースを挙げると、「いちご大福」とか「カツカレー」なども挙げられます。たとえばカツカレーは、プロ野球選手が「カツとカレーを分けて食べるのが面倒だから一緒にしてくれ」という経緯で作られたのがきっかけなんだそうです。
たまにイノベーションのことを「新しい技術の開発」と閑雅ている方がいるのですが、それは違います。イノベーションの本質は結合にあります。「既存のもの」と「他の何か」を組み合わせることで新しい価値を創出するのがイノベーションです。
こうしたイノベーションの可能性を高めるためには、対象となる商品のことを熟知することや、日ごろからその商品のことをしっかりと考えておくことが挙げられます。特に、「他のものと結合できないか」という意識を持っていると、ふとした瞬間に組み合わせに気づけるようになりますので、商品に対し、思い入れを持って接していただきたいと思います。