本日7月31日は、エジソンが蓄音機の特許を取得した日ということで、蓄音機の日に制定されています。さて、エジソンと言えば発明家や起業家として有名ですが、数々の名言も残されています。特に、その内容は「成功」に関連するものが多いです。中でも、私が好きなのが次の名言です。
「最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているにすぎない。」
私たちが成果を上げるための要素を徹底的に単純化すると、たったの2つになります。私は「努力」と「センス」という呼び方をしていますが、まさしく「ひらめき」と「努力」なのでしょう。この場合の「センス」や「ひらめき」は生まれ持った才能などという意味ではありません。「正しいやり方」とか「効果的な方法」と捉えてください。
つまり、正しいやり方で繰り返し努力をすれば、それだけ大きな効果が上がる…ということです。なお、これを公式とするならば「成果=ひらめき×努力」というような掛け算になります。エジソンのいうとおり最初のひらめきの効果が薄ければ努力を回数を重ねても得られる成果は低いです。一方、ひらめきの値が大きければ大きいほど少ない努力でも大きな効果が得られるようになるのです。
これだけでも理解ができれば、成果を上げるためにすべきことが見えてくると思います。まずは、効果的なやり方を見つけること。そして、それを繰り返し実践することです。なお、これは営業や学習、コミュニケーション、リスクマネジメントなどあらゆる成果において共通する考えであることをしっかりと認識するようにしてください。