今回の朝礼ネタは「ライバルが手を結ぶ日」についてです。1月21日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは協力とシナジー(相乗効果)です。
ここから朝礼のネタです
1月21日は坂本竜馬の手によって薩長同盟が結ばれた日となっています。これに関連して、「ライバルが手を結ぶ日」という、ちょっと変わった記念日に制定されています。
最近では、企業も業務提携や統合などを行い、手を取り合っていますね。たとえば、みなさんがご存知のGoogleとYahoo!もそのうちの1つです。実は、Yahoo!Japanの検索エンジンは、Googleの検索システムが利用されている…というのをご存知でしょうか。実際にYahoo!とGoogleを使って、同じキーワードで検索すると、まったく同じ結果が返ってくるようになっています。
もちろん、これにはお互いに大きなメリットがあります。まず、Yahoo!は開発コストを抑えることができますし、Googleのシステムを参考に、より高度な検索エンジンの開発を目指すことも可能です。一方のGoogleはYahoo!での検索データを受け取ることができます。特に、日本ではYahoo!の方が利用者が多いため、非常に大きなメリットになることでしょう。
こうしてライバルが手を組むことは、お互いにシナジーを生むこともありますし、世間に話題性を与えることもあります。もしかすると、私たちの業務としてもライバルを手を組むという観点からアイデアを出すと、何か面白い事業が出てくるかもしれませんね。
ぜひ、視野を広く持ち、可能性を大きく広げる考え方を心掛けていきましょう。