商売の心構えのひとつに、こんな言葉があります。
紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、
つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ。
この言葉からは、「とにかくお客様を喜ばせることが大事である」
ということが伝わってきますね。
これは、「何かをしてもらうと、何かを返したくなる」という
「返報性の法則」からも納得ができる内容です。
たとえは、景品とは少し異なりますが、
スーパーなどにある試食品を食べると、
ついつい買わなくてはいけない気持ちになる方もいれば、
試食だけするのが少しだけ申し訳ないという方もいらっしゃると思います。
これが返報性です。
ここで大切になるのは「何かを付ける」という考え方です。
値引きではありません。
値引きは満足しか生むことができませんが、
価値を付け足すことは感動を生み出すことに繋がります。
紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、
つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ。
さて、私たちならお客様に何を付けてあげることができるでしょうか。
今日は私たちが提供できる付加価値について、じっくりと考えてみましょう。