本日、6月14日は世界献血デーです。
そこで今日は、血液型についてお話をしたいと思います。
みなさんは、血液型占いを信じていますか?
実際のところは根拠がないものとされていますが、
ついつい信じてしまう…という方もいらっしゃいます。
ただ、これはとある心理効果が働いた結果かもしれません。
それはバーナム効果やフォアラー効果というものです。
では、目を閉じてください。
今から私がいう言葉に当てはまると思ったら
静かに手を挙げてみてください。
「あなたは他人から好かれたい、
賞賛してほしいと思っており、
それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。」
では、手をあげてください。
ありがとうございます。
そのまま手を下してください。
もう一度、いきます。
「あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、
その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。」
では、手を挙げてみてください。
ありがとうございます。
目を開けてくださって構いません。
会社で働いている以上、愛想は良いでしょうし、
自分の意志を持っていると思いますので、
ほとんどの方が当てはまると思います。
こうして、誰にでも当てはまるような性格に関する内容を
自分が言い当てられたと感じてしまうことを
バーナム効果やフォアラー効果といいます。
これは、血液型占いに限らず、
さまざまな占いに使用されている手法です。
悪用はこのましくありませんが、
これを使ってお客様の性格に共感を示してあげると、
すぐに信頼を得られることがあります。
心理学は効果的なコミュニケーション術の参考にもなりますので、
ぜひ意識して活用していきましょう。