3月30日の朝礼ネタ 日本三大随筆「方丈記」の完成

今回の朝礼ネタは鴨長明の「方丈記」についてです。3月30日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「経験」「内省」「深み」です。

ここから朝礼のネタです

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

ご存知の方も多いと思いますが、
これは鴨長明が記した方丈記の冒頭部分です。

実は本日、3月30日は、鴨長明が
方丈記を書き上げた日になります。

方丈記は世の中は常に変化するという
無常観を記したということで有名ですね。
また、その中で、自分らしく生きることも重要性も説いています。

方丈記は非常に短く、かつテンポよく読める作品ながら
非常に奥深い作品となっています。

それは、鴨長明が源氏と平氏の戦いや、
大火事・辻風・大飢饉といった大災害など、
激動の時代を生き抜いた経験からくるものなのでしょう。

このように、経験によって裏打ちされたもの。
さらに、その経験に対して思考を巡らせたものほど
重く、深みのある言葉となってきます。

今、この会社にあるマニュアルやルールもその1つですし、
商品企画や営業トークパターンなどにも当てはまります。

私も、自分という人間や、言動に深みが出せるように
日常的な業務経験をしっかりと内省し、
糧にするよう心掛けていきたいと思います。

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