今日は日ごろから鍛えておきたい筋肉のお話をします。
年を重ねていくと、どんどん体が衰えていきます。
次第には足が上がらなくなり、カーペット程度の段差でも
転びやすくなってしまいます。
これは足の脛(すね)周りの筋肉が衰えてしまうせいです。
年を重ねるごとに転びやすくなってしまう原因は、
足全体を高く持ち上げる力がなくなるからではなく、
つま先を上げることができなくなるからなのです。
若い人は、歩くときに足が斜めに・・・
つまり、かかとが下で、つま先が上になります。
しかし、すね周りの筋肉が衰えてしまうと、
つま先を上げることができず、水平になってしまいます。
この状態で足を擦りながら移動するので
転びやすくなってしまうというわけです。
年を重ねると骨折をしやすくもなりますので転倒は避けたい所です。
ですから、足のすね周り筋肉を鍛えておくようにしましょう。
方法は簡単です。座りながらでも立ちながらでも良いので、
ゆっくりとつま先上げたり下げたりすれば良いだけです。
とても簡単なので、テレビを見ながらでもやってみてください。