みなさんは「アフィリエイト」と呼ばれるサービスをご存知でしょうか。これは、自分のホームページやブログに広告を掲載し、その広告がクリックされたり、その広告をとおして商品が購入されたりすると収入が得られる…というものです。その広告の種類はさまざまで一般的な物販はもちろん、旅行やスポーツなどの趣味全般、保険、金融、IT、ビジネスなど、ほとんど何でもあります。
実は、数年前に私の父がこのアフィリエイトに挑戦し、大失敗をしていました。とはいえ、そもそも元手がかからないので赤字が出たわけではなく、単に収入が得られなかったというお話です。さて、なぜ収入が得られなかったかというと、儲かるための知識もなければ、工夫もしていなかったからです。
そもそもブログを多くの人に見てもらう必要がありますし、その中でも広告をクリックしてくれる可能性が高い人を集める工夫が必要です。さらに購買意欲を高めるための記事を投稿する必要もあります。ただ、父はそういったことを一切行わず、単に日記を書くブログの端っこに広告を貼り付けただけで「成果が出ない」とうなだれていました。アフィリエイトは「1ヶ月に5,000円を儲ける人が5%以下」という話もありますが、きっと父のような人が多いのだと推測しています。
月5,000円程度であれば、特殊なことをしなくても、売るために必要なことを、当たり前のようにしていけば必ず実現できるはずです。人は、成果を上げるために「楽して一足飛び」を目指してしまう一面もありますが、「基本」や「当たり前」と呼ばれるものをおろそかにしてはいけません。「基本」や「当たり前」は、最も重要だからこそ「基本」であり「当たり前」なのです。
地道であり、派手ではないかもしれませんが、それが成果を得るために必要であることは間違いありませんので、まずはやるべきことをやりましょう。飛躍をするにしても、やるべきことをやった上に工夫を重ねていくことが大切なのだと思います。