本日9月5日は、王貞治選手が日本初となる国民栄誉賞を受賞した日ということで国民栄誉賞の日となっています。国民栄誉賞は広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えるほどの業績を上げた人物や団体に贈られるものです。そんな名誉ある賞ではあるのですが、過去に受賞を辞退している方もいらっしゃいます。
その中の1人がメジャーリーガーのイチロー選手です。マリナーズにおいて新人王やMVPに輝いた2001年と、歴代最多を記録した2004年に打診があったそうなのですが、いずれも辞退されています。その辞退の理由が、イチロー選手らしい非常にストイックなものでした。
2001年に打診があった時は、「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」という理由。そして2004年には「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」というものでした。さらなる高みを目指して活躍をしていく姿勢があり、その姿勢を貫き通す意志の強さを感じられますね。一体、イチロー選手の理想はどれほどの高みにあるのか、一度、その心の中を覗いてみたいくらいです。
私も確固たる信念や意志を持ち、仕事に打ち込み、そして成果を上げられるように努めていきたいと思います。