1月9日の朝礼ネタ うがいの日(風邪予防)

今日は風邪の予防についてお話したいと思います。
さて、風邪の予防のひとつに「うがい」がありますね。

では、ここで問題です。

効果的に風邪を予防するためには、
どのくらいのペースでうがいをすれば良いのでしょうか。

正解は、なんと20分ごとです。
実は、このくらいのペースでうがいをしないと
身体へのウイルスの侵入を防ぐことができません。
実際に20分ごとにうがいをしている人はいないと思いますので、
実質的にうがいは風邪の予防として意味がない…とも言えますね。

実際のところ、うがいで風邪予防をするのは日本だけなんだそうです。
では、何故うがいが広まってしまったのでしょうね。

ここからは私の予想ですが、
うがいが効果的な風邪予防の手法っぽいところに理由があると思います。
ノドがウイルスの侵入口であることは間違いないですし、
ノドは咳や乾燥などでダメージを受けやすい場所でもあります。
そんな場所を水で洗う…と考えると、ものすごく効果的に聞こえてきますよね。

このように、人は「それっぽいこと」や
「もっともらしい理由」があれば、
仮にその話が間違っていたとしても
納得してしまう生き物なのです。
これが、世の中にデマが広がる理由の1つでもあります。

ただ、ちょっと考え方を変えると、コミュニケーションにおいて
とても大切な要素になってくることがわかります。
たとえばお客様への提案とか、部下や後輩への指導をする際に、
それらしく聞こえるような理由があると、
相手が納得してくれやすくなる…ということになります。

特に営業や広報などに重要なスキルだと思いますので、
表現手法のひとつとして参考にしていきたいと思っています。

参考:2016年11月13日放送のフルタチさん
関連:手洗いは効果的です 手洗いの朝礼ネタ

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