「一生懸命努力してるのに報われない」じゃない。
努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない。
これはムーミンに登場する「ミイ」というキャラクターの言葉です。
さて、突然ですが、こちらをご覧ください。
成果 = ( ) × ( )
これは、成果の公式です。
2つのカッコには、一体、何が入るでしょうか。
1つは努力。これは繰り返し実行し続けることです。
もう1つはセンス。生まれ持ってのセンスという意味ではなく、
さきほどのミイの言葉にもあった「やり方」という意味です。
「適切なやり方で、繰り返し実行する」
シンプルで分かりやすい公式ですね。
この公式のポイントは掛け算になっているところにあります。
「やり方」の数値が大きければ大きいほど、
少ない努力で成果を上げることができます。
一方、センスの部分が0になると、いくら努力をしても0になります。
さらに「間違えたやり方」や「マイナスのやり方」をすると、
努力すれば努力するほど、損失を生む形になってしまいます。
みなさんは、自分が成長するために、お金を稼ぐために、
売上を上げるためになど、さまざまな目的で努力をしていると思います。
でも、単に努力をすれば良いというものではありません。
努力の方向性が適切な否かで、成果に大きな差が生まれますので、
計画や努力の評価などを大切に行っていきましょう。
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もう少し、話を長くするならマイナスの話をしたあとに
「成果=努力×センス×信頼」のお話を追加すると良いでしょう。
学習効果を促したり、売上をアップさせたりなど、
人を相手にするような場合は、
「相手からの信頼」も重要な要素になります。
信頼のない人が、いくら良いことを言っても心に響きません。
一方で、つたない言葉であっても、
信頼感抜群の方が発する言葉には説得力が生まれます。