朝礼ネタ 大学の戦略に関する一分間スピーチ

※2011年3月4日の朝ズバ!より

今日は、大学の取り組みについてのスピーチを行います。

全入時代と言われてから、かなりの時間が経ちますが、
2010年の時点で約780ある大学のうち、私立が600校。
その内、4割が定員割れをしているそうです。

大学生の就職率低下、自殺率増加、大学増加、少子化など色々な環境の変化を踏まえ、
「入学後や就職活動に対する手厚いサービス」をウリにする大学が増えています。

就職活動対策としては、地方の大学による就活バスツアー、
花火大学院や危機管理学部などの独自の領域を学習する場の提供、
警察官採用試験1/4の功績を持つ警察官コース、
卒業と同時に、美容師の国家試験資格が得られるなどがあります。

また、大学生活のサポートとして、朝食無料を行っている大学があるです。
朝食を大学で食べてもらうことで、しっかりと栄養を取ってもらうほか、
1限目への出席率アップという効果もあるそうです。

「こんな時代だからこそ」という声がはっきりと聞こえてくるような取り組みですね。
いずれにしても現代社会の問題を浮き彫りにしている現象であると言えると思います。

社会はどうすれば変わるのか。どうすれば変えられるのか。
私たち、みんなが真剣に取り組みべきテーマだと思います。

消える大学・残る大学 全入時代の生き残り戦略

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そのほかの取り組みとして、
研究重視の研究大学、教養重視の教養大学、基礎学力重視の基盤大学といったように、
大学の色を明確化・差別化することが大切というお話もありました。

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