朝礼ネタまとめ ビジネス心理学

更新情報

2017/06/30 秘密の共有
2017/06/22 アンダーマイニング効果
2017/06/20 ジャネーの法則
2017/06/19 ソーシャル・ファシリテーション
2017/06/17 初頭効果

心理学は、朝礼スピーチと相性が良い

ビジネスにおいては、モチベーションやメンタルをコントロールすることが重要になってきます。その対象も自分、上司、部下、同僚、取引先、お客様など、多岐に渡ります。そのため、心理学は朝礼スピーチと非常に相性が良いのです。たとえば、心理学や脳科学の知識を身につけておくと、以下のようなことができるようになります。

  • ストレスコントロール
  • モチベーションアップ
  • 自己啓発・教育効果アップ
  • コミュニケーション力アップ
  • 自己理解・他者理解
  • 信頼の獲得
  • 効果的なマーケティング知識の獲得
  • 誘導・人を動かす など

心理学に関する朝礼ネタ

理由を付ければ人は動く

カチッサー効果
人に依頼をするときは「○○してください」ではなく、「△△なので○○してください」と理由付けをすると、承諾してもらいやすくなります。これをカチッサー効果と言います。実際に行われた実験では、「理由なし」「まともな理由付け」「理由になっていない理由付け」をしたのですが、その結果はどうなったと思いますか?その実験の内容と結果はリンク先からご確認ください。

続きが気になる状態を作り出す

ツァイガルニク効果(リンク先の後半参照)
ツァイガルニク効果とは、「続きが気になる心理」のことを言います。上述したカチッサー効果の説明文を見ると、明確な答えを出さず、謎を残したままリンク先を参照するように促しています。このように「続きが知りたい」「答えが知りたい」という心理を巧みに利用すると、営業やプレゼン、教育、マーケティングの効果が大幅にアップします。

「意識」を使って気づき力アップ

カラーバス効果
当然のことではありますが、物事をなんとなく眺めるよりも、意識をしながら物事を見た方がたくさんの情報や気づきを得ることができます。これをカラーバス効果と言います。今回は、その場でカラーバス効果を体感してもらえるスピーチにしました。他人への気配りや、業務上の問題への気づき力を付けるためのお話ができるようになっています。

秘密の話で惹きつける

秘密の共有
人は、「知ること」に対して強い欲求を持ち、「知らないこと」に対していら立ちを覚えることがあります。そのため、「自分だけが知っている」「自分たちだけが知っている」という秘密には非常に敏感であり、優越感を持つようになります。これを利用して「秘密の話」「ここだけの話」「誰にも広めてもらいたくない話」をすることで、相手の意識を自分へ向け、話をしっかりと聞いてもらい、コミュニケーション効果(営業、販売、教育、プレゼンなど)を高めることができます。

相手のモチベーションを下げてしまう言動に注意

アンダーマイニング効果
人の「やる気」は必ずしも同じ方法で挙げられるとは限りません。たとえば、報酬を与えることがプラスに働くこともあれば、マイナスに働いてしまうこともあります。つまり、やる気を削いでしまうアメもあるということです。このように報酬を与えることで対象への関心をかえって低下させてしまうことを「アンダーマイニング効果」と言います。

「他人から見られる自分」を意識させる

公的自己意識
人は、「他人から自分がどのように見られているか」を強く意識します。これを公的自己意識と言います。世の中には、相手の公的自己意識をうまく刺激し、社会的な自分を保とうとする心理を上手に活用している事例があります。たとえば、デパートなどのお店で相手を待たせてもイライラさせない仕掛けを施してある場所があります。さて、それはどんな場所であり、どんな仕掛けなのでしょうか。

ソーシャル・ファシリテーション
周囲に人がいることで、成果に影響を与えることをソーシャル・ファシリテーションと言います。先日、とある番組で「スキップができない人」を簡単に「スキップができる人」にする方法が紹介されていました。これにも、ソーシャル・ファシリテーションが使用されているのですが、スキップのコツなどは一切伝えずとも、自然とできるようになってしまうので大変驚きました。ソーシャル・ファシリテーションという考え方は、チームの成果を高めるのにも非常に役立つと思います。

笑顔には、たくさんのメリットがある

笑顔の優位性
笑顔には、「笑顔でいると楽しい気分になってくること」「相手に安心感を与える」「真顔よりも印象が強く、記憶に残りやすい」など、さまざまなメリットがあります。このように、笑顔は自分にも、社内にも、お客様にも良い影響をもたらします。誰にでも無料で使える武器なので、使わないのはもったいないです。

「期待」による教育効果の向上

ピグマリオン効果
人は期待されることで、意識的か無意識的かに期待に応えようとする心理特性を持っています。これを心理学用語でピグマリオン効果と言います。つまり、教育を行う際に「本気で」期待し、それを行動で示すことで教育効果を高めることができるのです。なお、口だけの「君には期待しているぞ」には効果がありません。

流行に乗りたい!行列大好き!

バンドワゴン効果(同調行動)
世の中の消費者は「みんなが買っている商品を好んで購入する」という傾向にあります。わかりやすい例を挙げると「行列」です。「長い行列を見ると、その先に何があるのかも知らずに並んでしまう」という話を聞いたことがありませんか?基本的に、多くの消費者が商品を購入するときは、ほかの誰かが使っているのを見て、安心や確信を得てからになります。そのため、営業をするときに「みんな使っていますよ」「みんな持っていますよ」と説明することが、思った以上に有効に働くことがあるのです。

同調行動と行列マーケティング
行列を見ると、なんとなく並んでしまう人がいます。これは行列を見たときに、その先にあるものが「魅力的」だと認識するからです。つまり、「みんなが評価しているのだから魅力的に違いない」という意識が働くわけです。世の中には、この心理を利用して、わざと行列を作り出す「行列マーケティング」という手法があります。たとえば、サクラを雇って並ばせたり、わざとお店を狭くして行列ができるように仕向けたりなどの手法です。

第一印象が重要な理由

初頭効果
初頭効果は、最初に示された情報が頭に強く残るというという心理現象になります。実際に一度、与えた第一印象は払拭しにくく、いつまでも、その印象に引っ張られることになります。そのため、初対面コミュニケーションにおいては、失礼が無いように誠実に対応するか、「自分はこのように見られたい」と意識しながら接することが重要になっています。

ハロー効果
ハロー効果は、人から受ける1つの印象によって、その人のあらゆる面での印象や評価に影響を及ぼすことを言います。たとえば、相手が社会人として好感の持てる「明るく社交的な人」だったとします。すると、その側面しか知らないにもかかわらず、「仕事もできそう」「頭も良さそう」など、それ以外の要素も優秀であると脳が勝手に判断してしまうのです。つまり、第一印象が与える影響は非常に大きいということです。

禁止されると逆にやりたくなる心理

カリギュラ効果
人は誰しも「自分で選択をしたい」という欲求を持っています。そのため、他者が選択したものを強要されると強い反発心を持ちます。これを心理的リアクタンスと言います。カリギュラ効果は、この心理的リアクタンスの一種で、「禁止されることで、余計にやりたくなる心理現象」を言います。「お金持ちになりたい人しか読まないでください」「心臓の弱い人は注意してください」などのキャッチコピーは、まさにカリギュラ効果を期待したものと言えるでしょう。ダチョウ倶楽部の「押すなよ!押すなよ!」もそれ?

相手への理解を示すためのテクニック

バーナム効果・フォアラー効果
占いが当たったように感じさせるテクニックの1つです。これを利用すると相手のことを言い当てられるので、相手への理解を示すことができ、結果として信頼を獲得することができます。人は、自分を承認してくれる人のことを信頼する傾向があるので、非常に有効な効果と言えます。

沈黙で惹きつける

サイレント・フォーカス
沈黙することで、相手の意識を惹きつけるテクニックです。スピーチやプレゼン、トーク中に話し手がいきなり沈黙すると、聞き手はより一層相手への意識を集中させます。いわゆる「抑揚」や「間」のコントロールになります。スピーチ中に実践できるので、聞き手にサイレント・フォーカスの効果を体感してもらえる構成にしました。

時間への意識を高める

タイム・サブミッシブ
あえて中途半端な時間を設定することで、時間への意識を高める手法です。基本的に時間にルーズな人は、時間への意識が低かったり、時間管理がヘタだったりします。そこで、待ち合わせの時間を14時58分などに設定しておくと、時間への意識が高まり、遅刻しにくくなるなどの効果が発生します。また、ミーティングの時間を「17分で終わらせる」などと設定するのも有効です。

「比較」や「差」を利用した心理テクニック

知覚のコントラスト
最初に感じた印象と、2回目に感じた印象が大きく異なれば異なるほど、その差を実際以上に大きなものに感じてしまうことを言います。たとえば、最初に高額の基本料金を提示したあとに小額のオプションを提案していくと、そのオプションを非常に安いと感じるようになります。マーケティングや営業、提案などに役立つ知識です。

大人になると1日が長く感じる理由

ジャネーの法則
よく「大人になると1日が短く感じる」と言いますね。これを心理学用語でジャネーの法則と言います。これは、年齢とともに経験を重ねることで新しい刺激が減ってくることから来ているそうです。すでに経験していることや情報は無意識的に処理ができてしまうので、時があっという間に過ぎてしまうのです。ところで、「新たな刺激」という点に着目すると、お客様をファンにする方法が見えてきませんか?

関連の朝礼ネタまとめ

影響力の武器
同じく、心理学ジャンルのまとめです。こちらは社会人必読の「影響力の武器」という書籍で取り扱われている内容を紹介しています。「影響力」の名のとおり、人を動かすための心理知識が中心となっています。