朝礼ネタ 追いかけられてもいないのに逃げてはいけない

「追いかけられてもいないのに逃げてはいけない」 これはアル・ベーカーというマジシャンの言葉です。たとえば、マジシャンが「ここに普通のトランプがあります」と言ったとします。すると、納得してくれる観客もいるのですが、「普通でないトランプを使っているのかも?」という疑念を与えてしまう場合もあります。

そう、これは自分から「普通のトランプだよ」という逃げの言葉を使ったがために生じた疑念です。もともと観客は何も知らないのですし、どんなトランプかなんて意識しないので、わざわざそこに注目させる台詞を言う必要はないのです。

このように目の前の相手から追われてもいないのに逃げようとすると、かえってその言動に注目が集まってしまいます。たとえば、商品企画のプレゼンや、お客様への営業でも同じです。仮に売りたい商品に「○○ができない」というデメリットがあったとしましょう。このとき、「○○はできません。」と逃げるのではなく、「(○○がないことで)どのようなメリットがあるのか」と強調することが大切です。(○○には、各自の職場や商品に合わせて言葉を入れてください)

人は不自然な言動に非常に敏感なため、逃げの一手を用意することで逆に注目されることに繋がります。ぜひ「追いかけられてもいないのに逃げてはいけない」という言葉を頭に入れておいていただきたいと思います。