朝礼ネタ 「思考の誘導」に関する三分間スピーチ その1(交渉・選択肢)

<解説>
最初にスケッチブックなどを使い、2つの文字列を見せて、読んでもらいます。
このとき、1つ目と2つ目は、必ず別の人に答えてもらうようにしてください。
できれば、2人目の人には、1つ目の文字列が見えない方が好ましいです。
なので、離れた場所にいる方に応えてもらうと良いでしょう。

まずは、○○さん、こちらは何と読みますか?

そうですね、ABCですね。

では、△△さん、こちらは何と読みますか?


「12、13、14」…そうですね。ありがとうございます。

ちなみに、今、お二人に読んでいただいた
2つの文字を並べてみるとこうなります。

そうです。実は「B」と「13」は
まったく同じ文字を使っていたのです。

なぜ「B」と読んだり、
「13」と読んだりしたか
お分かりになりますか?

そうです。左右にある2つの文字によって
みなさんの思考が誘導されたのです。

このように、人間は知らず知らずのうちに
周りのものから影響を受けて判断をしています。

たとえば、交渉でよく使用される手法として、
最初に高い金額など、相手に不利なものを提示して、
後から本来、こちらが望む数字を見せると、
相対的に低く見える…なんていうものがあります。
これをハイボールと言います。

他にも、交渉の際にいくつかの選択肢を用意するという手法もあります。
すると、自由に条件交渉できるはずが、
なぜかその選択肢の中から選ばなくてはいけないような気になってくる…なんてくこともあります。

私達は、こうした心理誘導に引っかからないように注意する必要がある一方で、
こちらから交渉を仕掛ける際には、上手な心理誘導が重要になってくる…ということが分かります。

今後しばらくは、人の心理や脳のメカニズムについての勉強をしてみようと思います。
その中で、何か有益な情報があれば、どんどん共有していきますので、
ぜひ、楽しみにしていてください。

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