朝礼ネタ 人狼ゲーム

みなさんは、「人狼」と呼ばれるゲームをご存知でしょうか。これはグループで駆け引きや心理戦を楽しむゲームです。ゲームが開始されると、まず参加者に役職が割り振られます。これは自分自身でしか確認できず、他の人の役職は分かりません。基本的には村人サイドと人狼サイドに分かれ、両陣営による心理戦が行われる形となっています。

まず、村人は人狼を排除すべく、1日ごとにその場にいる誰かを1人ずつ処刑していきます。一方の人狼は1日ごとに村人を1人襲撃します。これを繰り返し、最終的に生き残った陣営の勝利となります。口頭で説明するのは非常に分かりにくいと思いますので、ぜひYouTubeで動画を見たり、ネットや書籍でご覧になってみてください。

さて、村人サイドには、人狼か否かを占える占い師や、処刑された人が本当に人狼かを確かめられる霊媒師などの役職者が存在します。村人サイドはこうした情報をもとに人狼を追い詰めていくのですが、人狼側は正体を明かすわけにも、処刑されるわけにもいきません。そこで、人狼は何をするかというと、「私は占い師です」「あの占い師は偽物です」などと騙り、場を乱していきます。

このときゲームに参加するのは私たち人間です。その人間同士の会話で進行していくゲームなので、「いかに的確に情報を収集し、記録し、分析するか」「いかに他人に信用してもらうか」が重要になります。いくら的確な発言をしていたとしても、それを信じてもらえなければ意味がないのです。

そこで大切になるのが「感情のコントロール」と「論理性」になります。特に、人狼は「騙し、騙されていくゲーム」のため人によってはイライラが募る形になります。ただ、この感情に振り回せると、あまりに必死過ぎて反対に信用してもらいにくくなる…といったデメリットが出てきます。

人を説得するときに、熱くなるのと、強調するのは違います。本来、人は理性的であり、その知能で勝負をする生き物です。そのため、あくまでも頭はクールでいる必要があります。これは、どのような交渉でコミュニケーションでも同じですね。人狼を行うと、こうした心理面の知識や経験が養われていきますので、まだご存知でない方は、ぜひそのゲームを様子をご覧になったり、実際にプレイしたりすることをお勧めします。