朝礼ネタ 自己開示と返報性

コミュニケーションの目的の1つに「相手に要求を伝える」というものがあります。要求を伝え、その要求のとおりに動いてもらうためには、伝える相手に合わせたメッセージに変換することが大切です。そのためには、まず、相手を理解することから始める必要がありますね。相手からの情報を引き出し、相手のことを理解するためには、まず自己開示をすることから始める方法があります。

では、仮に目の前にいる方の兄弟の構成を知りたいとしましょう。さて、みなさんならどのように声をかけますか?自己開示から始めるのであれば、「私は男3人兄弟の長男なのですが、○○さんはご兄弟いらっしゃしますか?」という形に伝えます。すると、返報性の心理…、「つまり相手がしてくれたことに対し、自分も返さないと」という心理が働き、相手から兄弟の構成を引き出しやすくなるのです。

仮に相手が初対面の場合、いきなり「兄弟は?」と聞いても警戒されるだけで答えてくれません。でも、自己開示をして自分に対する安心感や信頼感を高めた後であれば情報を引き出すことができるようになります。

このように、「相手の情報を引き出すための自己開示」はコミュニケーションの鉄板とも言えます。相手のことを「知ろう、知ろう」という意識ではなく、自分から情報を与え、自然な形で引き出すような流れを作っていきましょう。