朝礼ネタ 知覚のコントラストに関する三分間スピーチ

今日は、ちょっとした知覚や心理学についてのお話です。

みなさんは、知覚のコントラストという言葉をご存知でしょうか。
これは、最初に感じた印象と、2回目に感じた印象が
大きく異なれば異なるほど、
その差を実際以上に大きなものに感じてしまうことを言います。

この説明だけだと少し分かりにくいと思いますので
いくつか例をご紹介します。

たとえば、片方の手を冷水に浸け、
もう片方の手をお湯に浸けたとしましょう。
その後、両手を同時に、両者の中間である
常温の水に入れた場合、どのように感じるでしょうか。

同じ温度の水に手を入れているにも関わらず
冷水に浸けていた方の手は温かく感じ、
お湯に浸けた居た方の手は冷たく感じます。

これは五感のみならず、心理的な感じ方も同じです。
たとえば、最初に高い金額の商品を提示されたあとに、
低い金額の商品を提示されると、
非常に安く感じる…ということが挙げられます。

私も結婚式にて、同じことを体験し、お金を使ってしまったことがあります。
結婚式の申し込みをする際は、最初に百万単位の基本料金を決めて、
その後に数千円から数万円のオプションを追加していく形になります。
最初に百万円単位のお金を動かしているので、
本来であれば高いと感じるはずである数千円や数万円といった金額が
安く感じてしまうのです。

普段、スーパーで10円・20円を節約している人であっても、
なぜか大きい買い物ではお金を使ってしまう…。
実は、そのようなケースも珍しくありません。

このような人の心の特性にも訴求力の向上のヒントが隠されています。
営業や販売、企画提案など、さまざまな場面で活用できる知識ですので
ぜひ、覚えておきましょう。