11月25日の朝礼ネタ ダイナマイトの特許(ノーベル)

今回の朝礼ネタは「ダイナマイトの特許」についてです。11月25日だけの朝礼ネタではなく、いつでも使える内容になっています。主なテーマは「便利」「危険」です。社会人なら必読の一冊!

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今日は11月25日ですね。実は、1867年の今日は、あのノーベルがダイナマイトの特許を取得した日になります。

もともと平和を愛するノーベルは、「何でも破壊してしまうほどの強力な爆薬をつくれば、恐怖のあまり誰も戦争をしなくなる」と考えました。しかし、実際にはその思惑とは裏腹に戦争で使用され、多くの死傷者を出すことになります。その結果、フランスでノーベル死亡の誤報が流れた際に「死の商人、死す」と表記されたように「死の商人」というレッテルを貼られるようになってしまいました。

こうして、自分の死亡記事を目にしたノーベルは非常に困惑し、死後、自分がどのように記憶されるかを考えるようになったと言われています。これが、ノーベル賞がはじまったきっかけの1つになっている可能性も考えられているそうです。

世の中、便利なものほど、危険性を含んでいます。そして、残念なことにそれを悪用する人がいるのもまた事実です。でも技術の悪用は自分の利益を生む反面、大きな犠牲や悲しみを生み出すことになります。会社を発展させ続けるには、社会への貢献が必須です。私は、どのような技術であったとしても、社会貢献の喜びを噛みしめて、力を正しく振るうように心がけていきたいと思います。

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